2023年8月16日に公開された、マカロニえんぴつ『悲しみはバスに乗って』のPV(MV)が意味深だということで話題になっています。
主演の染谷将太さんの演技力と、深い内容で映画を見終わったような気持ちになるという声もあります。
今回はこの『悲しみはバスに乗って』のPVの意味を考察していきます。
マカロニえんぴつ『悲しみはバスに乗って』PVの内容
主演の染谷将太さんは、人の余命が見えるという視覚障害と診断されます。
妻と幼い娘を亡くしていて、その悲しみから障害になってしまったのかもしれません。
悲しみを抱えながらも生活しているなか、ある日花屋で妻と娘が好きだったと思われるピンク色のガーベラを買います。
ピンクのガーベラの花言葉は「常に前進・希望・思いやり・愛情」で、PVに込められた想いでもあるのではないでしょうか。
そしてこのとき花屋の外にいる親子の余命があと3時間もないのが視えてしまいます。
この親子がトラックに轢かれそうになるのを助け、自分が轢かれて救急車に乗ることになります。
マカロニえんぴつ『悲しみはバスに乗って』PVの最後、笑ってるのはなぜ?
染谷将太さんがトラックに轢かれて救急車に乗せられている時に道路を見ると、亡くなってしまった妻と娘が立って笑っているのがみえます。
ここでなぜふたりが笑っているのか?ということが疑問視されていました。
- 考察① 2人がやっと天国でパパに会えると思ったから笑った
- 考察② 見知らぬ親子を助けたパパをやったね!と誇りに思って笑っている
- 考察③ 染谷将太さん側の、妻と娘を救えていたら今頃笑っていたかな…という願望
ネットではこのような考察がされていました。
私の考えとしては②ではないかなと思います。
大好きなパパに天国で会えることよりも、前を向いて生きていって欲しいと思います。
残された人はひとりで生きていくのは辛いかもしれませんが…
それでも前を向いていこうというのがこの曲とPVで伝わってきました。
マカロニえんぴつ『悲しみはバスに乗って』最後は助かる?
救急車で運ばれながら処置をされているときに、妻と娘の「パパがんばって」という声が聞こえて意識がもどります。
ここでPVは終わりますが、きっと助かるのではないでしょうか。
曲のタイトルが「悲しみはバスに乗って」ということで、悲しみにも最後には”終点”があるはずです。
まとめ
今回はマカロニえんぴつさんの『悲しみはバスに乗って』のPVの意味を考察しました。
人それぞれの解釈ができるような意味深な内容だったと思います。
私は、辛いことがあっても、前向きに生きていこう。という解釈をしました。
「ありふれた日、ありあまる日、ありきたりなしあわせ」という最後の歌詞が心にとても刺さります。
あたりまえの毎日を大切にしていきたいと思いました。
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