プロ野球・楽天イーグルスで活躍している安樂智大(あんらく ともひろ)選手。
高校時代には「投げすぎ問題」で話題になっていました。
投げすぎ問題とはどのようなものだったのでしょうか。
安樂智大選手の、済美高校時代の活躍をまとめました。
安樂智大の投げすぎ問題とは?
安樂智大選手は2013年夏の甲子園で、愛媛代表の済美高校のエースとして出場しました。
初戦で152キロをたたき出し観衆の度肝を抜いた安樂智大選手。
さらに観衆を驚かせたのが、そのタフさだったとのことです。
当時高校2年生だった安樂智大選手がこの大会で「投げすぎ」と話題になりました。
しかし安樂投げすぎよね
— 🐭 (@carpawa) March 26, 2013
安樂 投げすぎ(笑)
— た (@Linth_official) April 3, 2013
安樂くん投げすぎ
— Baba Rahman (@MattTuiasosopo) April 2, 2013
投げすぎと言われた理由は2つあります。
- 1試合で232球も投げる
- 3連投を含め、全5試合で772球も投げる
安樂智大選手は772球目で力尽き「最後まで投げ切りたかった」と涙したそう。
ここまで頑張って、準優勝の立役者であることは誰もが認めたはずです。
しかしこの投げすぎの結果、秋には右肘を痛めてしまいました。
安樂智大選手自身は、投げすぎで右ひじを痛めてしまったことを全く後悔していないと即答しています。
2020年には球数制限が導入されることに
安樂智大選手の投げすぎ問題が議論を呼び、2020年に球数制限が導入されました。
投手1人につき、1週間の球数が500球となりました。
甲子園は負けると後がないので、投手はまだ投げれると頑張りすぎてしまいますよね。
また、アドレナリンが出ていると、投げている時には疲労を感じないという問題もあります。
監督のほうも、1人の投手がずば抜けて優れていると、どうしても任せがちになりますよね。
しかし安樂智大選手のように頑張りすぎて肘を痛めることになると困ります。
そこで球数制限は必要だとされたのですね。
元々「投げすぎ問題」が議論になったのは、アメリカメディアが「投げ過ぎだ」と報じたことがきっかけだそう。
アメリカでは、10代の選手が1日100球以上は投げることはないとのことです。
野球はプロになってからのことも大事なので、高校時代に身体を酷使するのはよくないということですね。
まとめ
今回は、安樂智大選手の「投げすぎ問題」についてまとめました。
2013年夏の甲子園で、愛媛代表の済美高校のエースとして出場した安樂智大選手。
投げすぎと言われた理由はこちらでした。
- 1試合で232球も投げる
- 3連投を含め、全5試合で772球も投げる
このことがきっかけで、2020年に球数制限が導入されました。
高校時代から活躍していた安樂智大選手。
ですが2023年にはパワハラ問題を起こしてしまい、これからどうなるのか注目が集まっています。