ウィル・アイアトンの経歴がすごい!大谷翔平の臨時通訳に抜擢!

ウィル・アイアトン
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2024年3月21日、大谷翔平選手の通訳を務めてきた水原一平さんがドジャースを解雇されたことが報じられました。

そして水原一平さんの代わりの臨時通訳としてウィル・アイアトンさんが任命されたようです。

ウィル・アイアトンさんとは、いったいどのような方なのでしょうか。

今回は、ウィル・アイアトンさんのすごい経歴についてまとめました。

目次

ウィル・アイアトンが大谷翔平の通訳に!

2024年3月21日、大谷翔平選手の通訳を務めてきた水原一平さんがドジャースを解雇されました。

違法賭博に関わっていた疑いがもたれ、解雇になったとのことで衝撃的なニュースでした。

そして水原一平さんの代わりの通訳には、ウィル・アイアトンさんが任命されました。

今後ずっと大谷の通訳を務めるのか、一時的な代理という措置なのかは現時点で不明だが、ロバーツ監督は21日の会見では「今晩は彼が担う」と説明。スペシャリストが“二足のわらじ”で、チームの危機を救う。

Yahoo!ニュース

今後ずっと通訳を務めるのか、一時的な代理なのかは現時点では不明とのこと。

ウィル・アイアトンさんはドジャースの編成部に所属していました。

選手育成・能力開発の主任を務めており、データ分析のスペシャリストです。

過去にはドジャースに前田健太投手が在籍していた際、専属通訳を務めていたこともあります。

今回のチームの危機を救うのにぴったりの救世主ですね。

ウィル・アイアトン(通訳)の経歴

ウィル・アイアトンさんは、

父親が日本とアメリカのハーフ、母親がフィリピン人

とのことで、クオーターになります。

  • 東京都出身
  • 15歳まで日本で過ごす
  • 高校・大学はアメリカの学校

大学卒業後の経歴はこちらです。

  • 2012年:IBAFアジアカップにフィリピン代表として出場
  • 2012年:WBCにフィリピン代表として出場
  • 2013年:テキサス・レンジャースとマイナー契約
  • 2014年:ニューヨークタイムスの通訳・アシスタント
  • 2014年:ニューヨークヤンキース勤務
  • 2015年:よしもと勤務
  • 2016年:前田健太の通訳
  • 2018年:マイナーリーグのデータコーチ
  • 2020年:ドジャースの編成部
  • 2024年:大谷翔平の臨時通訳に

IBAFアジアカップにフィリピン代表として出場

大学卒業時に、

IBAF 2012年アジア・カップ フィリピン代表のトライアウト

を行う事を知ったウィル・アイアトンさん。

これに挑戦し、代表入りを決めました。

2012年12月、IBAF 2012年アジア・カップフィリピン代表として出場しました。

WBCにフィリピン代表として出場

2012年のWBCにフィリピン代表で背番号「26」で2試合に出場しました。

台湾戦で打席に立ち、1打数無安打(三塁ゴロ)で終わりました。

台湾にはかなりの大差で負けてしまったようです。

テキサス・レンジャースとマイナー契約

国際大会での実績が評価を受けたウィル・アイアトンさん。

WBC後にテキサス・レンジャーズとマイナー契約を結びました。

ただ、マイナーでは自身の限界を感じ、1年で現役を引退されています。

レンジャースには2013年2月~9月まで在籍していました。

ニューヨークタイムスの通訳・アシスタント

2014年2月~4月まで、ニューヨークタイムスの通訳とアシスタントを務めました。

田中将大さんの記事「A Passion to Pitch」を担当しています。

  • 田中将大さんがヤンキースに入団するので、ニューヨークの人達が田中さんに興味を持っていた
  • ニューヨークタイムスの人が日本に来て、通訳やアシスタントを探していた

この時ウィル・アイアトンさんは野球を辞めてちょうど日本にいた時期でした。

タイミングよく田中将大さんがヤンキースに入団した事でオファーが来たそうです。

  • 田中将大さんの高校のコーチや監督にインタビュー
  • 田中将大さんをニューヨークに紹介する記事を書く

このような仕事を務めました。

このことが通訳に転身したきっかけになったようですね。

ニューヨークヤンキース勤務

田中将大さんの記事がきっかけでニューヨークヤンキースに勤務もしたようです。

ヤンキースとMLBの1チームで、ビデオコーディネーターと編成部門のインターンをしました。

よしもと勤務

2015年からは(株)よしもとクリエイティブ・エージェンシーに勤務していました。

海外との仕事にも力を入れていたよしもとで、通訳としての仕事を担当していたようです。

スポーツにも詳しく、英語力があるということで活躍しました。

2015年11月11日の石井一久さんのYoutube動画に出演したウィル・アイアトンさん。

よしもとでのこれからの目標について、このようにコメントしていました。

現在、現場などを見させて頂いてる途中なので、現場の雰囲気などを吸収し、色々観察し、これから少しでも早く貢献できるように、少しでも邪魔にならないようにと言う目標があります。

YouTube

謙虚で真面目な人柄がコメントから伝わってきますね。

前田健太の通訳

よしもとに勤めていた頃、前田健太さんの通訳のオファーが来たそう。

アメリカに戻り、2016年にドジャースに入団した前田健太さんの通訳を務めています。

前田健太さんと一緒にキャッチボールをしたり、全力ダッシュもしていたウィル・アイアトンさん。

かなり選手に寄り添ったサポートをする、珍しい通訳さんとして紹介されていました。

前田健太さんの通訳は3年間務めました。

マイナーリーグのデータコーチ

ドジャースの3Aでデータコーチの募集を知ったウィル・アイアトンさん。

3Aとは?

  • メジャーリーグの傘下にあるマイナーリーグの中で一番上のカテゴリー
  • 上から順に、3A(トリプルA)、2A(ダブルA)、A(シングルA)、ルーキーリーグ

前田健太さんの許可を貰い、2019年からマイナーリーグのデータコーチに転身しました。

選手のデータ分析や操作解析を行っていました。

データコーチとはこのような役割を担っています。

  • 第5のコーチで監督・コーチをサポートする
  • コーチの中には最新の機器などを苦手な人がいるので、現場でデータ集積装置のセットアップや収集したデータの解析方法などを伝え、コーチ・選手と密にコミュニケーションを取る

具体的には、このようなことを行っているようです。

  • 変化球を上手く投げれない投手がいると、その投手の変化球のデータを集め、投手コーチと投手に伝えて、変化球を改善する方法について3人で話し合いをする。
  • 指の握り方の改善を本人と確認しながら行う

データ収集や解析、コミュニケーション力など、様々なスキルが求められる役割ですね。

データコーチはドジャースが先駆けて配置し、その後2018年からマイナーリーグの全チームに配置しているそう。

この役割がチームに大きく貢献していることでしょう。

ドジャースの編成部

2020年には実績が認められ、メジャーに昇格しドジャーズの編成部に所属しました。

パフォーマンス・オペレーション・マネージャーとして選手育成・能力開発を担当

2022年からは主任を務めています。

このような仕事内容とのことです。

トラックマンなどの先端機器を使い、データ分析を駆使して選手がフィールド上でパフォーマンスを向上させるために必要なサポートをする

ウィル・アイアトンさんは、編成部ではメインはデータ分析をしていました。

山本由伸さんが春のキャンプ入りした時には投球を見ていたそうです。

山本由伸さんと大谷翔平さんについて

できる限りのサポートをしたい

と力強いコメントを残しています。

シーズン中はチームと一緒に行動をし、このような仕事をしています。

  • 投手・野手の様々なデータ分析
  • データ整理
  • 動画解析
  • サイン交換機器「ピットコム」の運用担当

編成部での仕事について

「大変だが、いろいろな経験ができて面白いし、やりがいがある」

と語っていました。

大谷翔平の臨時通訳に

2024年3月21日、大谷翔平選手の通訳を務めてきた水原一平さんがドジャースを解雇されました。

これにより、ウィル・アイアトンさんが臨時通訳に選ばれました

3月21日のパドレス戦では大谷翔平さんと山本由伸さんの通訳を務めたとのこと。

パドレス戦ではデビュー戦となる山本由伸投手(25)と兼任通訳となる見込み。

スポーツ報知

山本由伸投手には専属通訳を務める園田芳大さんもいます。

しかしベンチ入り通訳は、原則1言語1人となっているそう。

そのため試合中はウィル・アイアトンさんが通訳を行うとのことです。

まとめ

今回は、ウィル・アイアトンさんの経歴についてまとめました。

2024年3月21日、大谷翔平選手の臨時通訳に任命されました。

これまでの経歴もすごい方でした。

ドジャーズの上層部からの評価も高いそうです。

これからのウィル・アイアトンさんの活躍も応援しています!

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