広島県安芸高田市の市長を務めている、石丸伸二(いしまる しんじ)さん。
「大噓つき」と言われているようですが、その理由はいったいなぜなのでしょうか。
石丸市長が大噓つきと言われる理由についてまとめました。
石丸伸二市長が大嘘つきと言われる理由はなぜ?
石丸伸二市長が大嘘つきと言われる理由はこちらです。
- 災害時にプライベートを優先
- アプリ問題
- 居眠り事件
- 恫喝事件
- 選挙ポスターの費用問題
- 山本議員の発言
災害時にプライベートを優先
2022年9月17日~19日にかけて、過去最大級の台風14号が安芸高田市を通過しました。
その際、石丸市長はプライベート旅行中で不在だったよう。
18日に開催された千葉県の「九十九里トライアスロン」に出場していました。
これに対し、議会からは
と言われていました。
安芸高田市は市長不在の中、18日には災害対策本部を設置。
消防団も19日には警戒態勢に入っていました。
副市長は「市長がどこにいるのか知らなかった」とのこと。
石丸市長はこのように主張しています。
- プライベートに対して言われる必要はない
- 必要な指示が出せる体制はとっている
- 連絡が取れなかった時間は30分だけ
連絡が取れなかったのは30分程度だったと主張しています。
しかしトライアスロンは2時間ほどかかることから、「虚偽申告」だと言われていました。
このことも「大嘘つき」と言われる理由になっているのかもしれません。
アプリ問題
安芸高田市では健康・経済・環境などの問題を解決するためのアプリ「spoby」を使っています。
このアプリの宣伝をXで投稿した、石丸市長。
#安芸高田市 は #SPOBY というアプリを使って健康、経済、環境の課題解決を図ります。#世界初 の技術(アルゴリズム)を使った #全国初 の取り組みです😃
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) June 25, 2022
>市議会に注目が集まりがちですが#ホームテレビ さん、一言、多いよ!!https://t.co/qaMfvJ798K#SDGs #脱炭素 @HOMETV_PR @YouTube
「世界初」や「全国初」といった発言が、誇大広告のようだと思われます。
実際に実際に帯広市では似たようなシステムを導入しており、全国初ではありませんでした。
世界初というのも嘘ということになりますね。
画期的なことなので、思わず世界初だと発言してしまったのかもしれません。
このアプリ自体の評判は良いようでした。
居眠り事件
2020年9月の議会で、大いびきをかいて居眠りしていた武岡議員。
石丸伸二市長が「眠たくならないような答弁をしないといけない」とジョークのような発言をしました。
その後、Xでも「居眠りをしている議員がいた」ことを投稿していました。
これに対し、武岡議員は翌々日に謝罪しています。
そして2022年6月の会見で、武岡議員はこのように主張しています。
- 睡眠時無呼吸症候群の診断を受けていた
- 当時は軽い脳梗塞を起こしていた
- 医師の診断書を石丸市長に提出した
- 提出したのに市長は「見てない」と言い張る
- 居眠りに関してはこれ以上説明しない
これに対し石丸伸二市長はこのように答えています。
- 医師の診断書は個人情報が含まれていたので読んでいない
- シュレッダーにかけて捨てた
- 居眠りについての説明責任を果たすべき
この食い違いが、大嘘つきだと言われている一因になっているようです。
恫喝事件
上記の居眠り事件の際に石丸市長がXで発信したことに対して、市議15人が石丸市長に説明を求めました。
そのことについて、またもXでこのように発信しています。
昨日、定例会後に議会から異例の呼び出しを受けました。居眠り事件について話がある、と。
— 石丸伸二(安芸高田市長) (@shinji_ishimaru) September 30, 2020
数名から、議会の批判をするな、選挙前に騒ぐな、事情を補足してやれ、敵に回すなら政策に反対するぞ、と説得?恫喝?あり。
これが普通かどうかわかりませんが、実態なのは確かです。#安芸高田市 #議会
さらに、メディアがいる場で「山根温子議員から恫喝を受けた」と名指ししました。
しかし、恫喝の事実はなかったとのこと。
嘘の情報を流されたとして、山根市議は500万円の損害賠償請求をしました。
2023年7月に広島地裁で判決が出て、33万円の支払いを命じられました。
選挙ポスターの費用問題
石丸市長が市長選の時に作成したビラやポスター代がの一部が未払いだったとのこと。
ポスター制作を請け負った業者が「報酬の一部しか支払われていない」として裁判を起こしました。
石丸市長はこのように主張しています。
しかし裁判の結果敗訴し、約72万円の支払いを命じられました。
一般的に選挙のポスター代は100万を超えると言われています。
公費の上限を超えた分は自己負担になります。
しかし、石丸市長はこのように反論しています。
- 条例にしたがって公費負担分のみと認識していた
- 選挙制度では選挙を公費で負担することが前提
- 差額の支払命令は選挙制度に反している
実際には敗訴しているので、嘘つきと言われたようです。
山本議員の発言
2023年6月に行われた第2回の定例会議。
山本優議員が石丸市長に対して
と発言しました。
しかし動画を見てみると認識違いがあったようです。
この件に関して、石丸市長に問題はありませんでした。
しかし「大嘘」という言葉が注目されてしまったようですね。
まとめ
安芸高田市の石丸市長が「大噓つき」と言われる理由についてまとめました。
議会との関係が上手くいっておらず、すれ違いが多かったようです。
実際には大嘘つきということはありませんでした。