【袴田事件】長女の証言が不気味だと話題に!真犯人だと思われる理由まとめ

袴田事件
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1966年に起きた「袴田事件」は、現在も再審が続いています。

袴田巖さんが犯人とされていますが、冤罪の可能性が高いと思われるこの事件。

被害者一家の内、ひとりだけ生き残った長女の証言が不気味だと言われています。

さらに、その長女が真犯人である可能性が高いと、多くの人が感じています。

今回は、袴田事件の長女についてまとめました。

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目次

袴田事件とは?

「袴田事件」とは、1966年6月30日に起きた殺人事件です。

静岡県清水市で「こがね味噌」の専務一家4人が惨殺された上に、自宅が放火されました。

  • 発生日時:1966年6月30日
  • 場所:静岡県清水市「こがね味噌」の専務の自宅
  • 犯罪:強盗放火殺人事件
  • 被害者:専務(41歳)、妻(38歳)、次女(17歳)、長男(14歳)

被害者家族の内、長女だけが別の場所にいたとして、生き残っています。

事件から約2ヶ月後の1966年8月18日、袴田巖さんが殺人・放火などの容疑で逮捕されました。

袴田巌さんはこがね味噌の従業員で、工場2階の寮で住み込みで働いていた人物です。

逮捕された袴田巖さんですが、世間では「冤罪では?」と思われています。

その理由はこちらです。

  • 自白を強要させられた
  • 犯行時に使われたズボンのサイズが、袴田巌のサイズより小さくて履けない
  • 犯人と袴田巌のDNAが一致しなかった
  • 捜査機関による“証拠のねつ造”

袴田巌さんに厳しく自白を強要したのは、紅林麻雄(くればやし あさお)刑事です。

この刑事は、他にも無実の人から自白を強要したということが分かっています。

そんな自白だけで、犯人にされてしまった袴田巖さん。

その後は一貫して無実を訴えています。

しかし1980年に死刑が確定してしまい、48年間も拘置所で過ごしています。

デイリー新潮

袴田巖さんを冤罪から救うために、弁護団などたくさんの方が活動しています。

しかし、2024年5月22日に静岡地方裁判所で開かれた再審でも、検察は死刑を求刑しました。

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長女の証言が不気味だと話題に!

袴田事件での、被害者は5人家族でした。

その内4人が殺害され、長女の橋本昌子さんだけが生き残っています。

その長女の証言が不気味だと言われています。

事件に対して問われたときには

袴田が犯人である

ということを言い続けていました。

袴田さんのことを知る周囲の人たちはみんな「袴田は犯人ではない」と言っていました。

しかし、長女だけが「袴田が犯人だ」と言っていたのです。

「事件のことはまったく知らない」と言いながらも、袴田さんが犯人だと言っています。

まるで罪を袴田さんになすりつけているような不気味さを感じますね。

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長女が真犯人と思われる理由

この事件の真犯人は、長女の橋本昌子さんではないかと言われています。

その理由はこちらです。

  • 家族との関係が悪かった
  • 勘当され、別居していた
  • 事件当日は、かなり久しぶりに実家に戻っていた
  • 事件後、遺産がすべて長女に入った

次女と長男の家庭教師をしていた男性は

長女は家族からのけ者にされている印象だった

と証言しています。

当時、長女はひと回り違う30代の従業員と交際していたとのこと。

この交際相手が暴力団と関係していたという話もあります。

長女は、警察にはこのように説明しています。

「事件が起きた前の日の晩に帰宅したが、父親は家の中に入れてくれなかった。そこで、隣の祖父母の家に行って事情を話して祖父母の家に泊めてもらった。事件のことはまったく知らないし、私はこの事件と何の関係もありません。」

警察は、長女のアリバイを取り、容疑者のリストから外したようです。

しかし、共犯者がいた可能性も考えられます。

SNS上でも、長女が犯人だという意見が多数ありました。

袴田巖さんには、この一家を殺害する動機がありません。

家族との関係が悪かった、長女の犯行である可能性が高いと思われます。

袴田さんが釈放された翌日に長女が死亡

45年以上経ち、袴田巖さんが釈放されました。

その翌日に、長女が自宅で亡くなっているところを発見されました。

死因は明らかになっていませんが、このように推測されています。

  • 再審が始まることを恐れて自殺
  • 共犯者に、口封じのため殺害された

警察も信用できない、闇が深い事件だと思います。

しかし、袴田巖さんが犯人であると決めつけるのは不可解です。

冤罪の可能性が高いと、多くの人が感じているでしょう。

2024年5月22日に再審が行われ、検察は死刑を求刑しました。

弁護側は「極悪非道な論告を行い、またえん罪をつくろうとしている」と強く非難しました。

その後の最終弁論でも、改めて袴田さんの無罪を主張。

判決は、2024年9月26日に言い渡されます。

袴田巖さんが無罪を勝ち取れることを願っています。

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まとめ

一家殺人事件で、犯人にされてしまった袴田巖さん。

48年間も拘置所で過ごし、現在も死刑囚として過ごしています。

少しでも早く袴田巖さんの無罪判決が出ることを願っています。

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